伊那谷サラウンドから、緊急アンケート企画をお届け!
新型コロナウィルスの脅威に、世界は今までにない苦難に直面しています。
そんな中、音楽やアート・文化的な活動をしている方々は、大きな打撃を受けていながらも、それぞれに工夫した過ごし方をし、多くの人に前向きなメッセージを送っている人もたくさんいます。
今回は、伊那谷サラウンドが今まで縁をしたアーティストや文化的活動をしている方々に「 新型コロナと向き合うー文化・芸術の力と想像力を支えにー」と題したアンケートを実施。
それぞれの方の声を、みなさんにお届けします。
8回目に登場いただくのは、
長野県飯田市在住の美術作家で RITUAL the crafts主宰 の仲田慎吾さん
飯田市の伝統工芸「水引」を使い生み出される仲田さんの作品は
水引を結わず、丁寧に織り成された水引の美しい色合いが、モダンでスタイリッシュなオブジェやアクセサリーとなり
新しい形として、水引の本来の美しさと新たな可能性を、日本全国もとい海外にも信し続けています。
仲田さんの「今の声」をお届けします。
Q1. 新型コロナで、お仕事や暮らしにどのような影響がありますか?
自身の主宰するブランドが予定していた催事が中止になりました。
Q2. そんな中、どのように過ごされていますか?対応されていますか?
コロナ以前からも常に不安や期待のある日々でしたので、コロナ以後も根源的には同じで不安に対し思索し対応しています。
Q3. この状況下でなにか始めたことはありますか?
ありません。
Q4. 1週間、自宅から一歩も出てはいけない状況となったら、あなたは何をしますか?
一週間後に出れると仮定した場合は、普段通り制作をして過ごします。
Q5. もしあなたが、今とはまったく違う職業になるとしたら、何になりたいですか?または何をしたいですか?
今はありません。
Q6. このような中で、オススメしたい音楽や映画・本は?
音楽:ジムノペディ/サティ
映画:マッドマックス怒りのデスロード
本:ガラス玉遊戯/ヘッセ
Q7. 今の世界の状況を見て、何か連想したことはありますか?(映画や小説のワンシーンや、誰かの言葉など)
過去に黒死病や天然痘、SARSやインフルエンザがなど数多くの疫病が流行し、
医学や科学の進歩、情報共有によってそれらを克服してきた歴史の事を連想しました。
Q8. 新型コロナ感染拡大を機に、振り返ったこと、改めて気づいたことや考えたことはありますか?
自分には現在の混乱が新型コロナウィルスがつくりあげたのかはわからないということです。
Q9. このような状況から、あなたが見出す「光」とは?
混乱が起きる世界を前提に生きて行く。 日々の時間を大切に過ごしていくことにです。
仲田慎吾 Profile
長野県飯田市出身。多摩美術大学、東京藝術大学大学院美術学部を卒業。
2016年に東京から郷里である飯田市に拠点を移し、絵画,版画制作と同時に水引での作品を制作。
ジュエリーブランド RITUAL the crafts を立ち上げる。
全国のギャラリーや百貨店等で作品展示やPOP UP SHOPを展開し、独創的な作品群が高い評価を得ている。
WEBサイト
https://www.ritual-dolmen.com/
インスタグラム
https://www.instagram.com/ritual_the_crafts/
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