わたしたちが描く、伊那谷の未来
1. 創造力を育む共創の社会
社会の発展にともない、ほしいと思うものをいつでもどこでも手に入れることができるようになりました。
しかし、労働や商品・サービスの関係でのつながりを基盤とした消費社会では、欲しいものを手に入れたいという欲求はとめどなく溢れ出て、やがて資源の枯渇や人の疲弊が生まれてきます。
今、持続可能性が問われている中で、“消費”ではなく“創造”を基盤としたつながりを築いていくということが、これからの暮らしの豊かさだと考えています。一人ひとりの創造力が、自然とも調和しながら重なりあい溶け合うことで新たな価値を生み出していく、そんな共創の社会づくりを目指します。
2. 多様な感性を育む学びの機会を、日常に
私たちは自分自身の地域の文化や歴史など「暮らし」について、一体どのくらいの理解を持って、日々生活しているでしょうか。
山々に囲まれた大自然の資源豊富なここ伊那谷は、様々な価値観が入り交じる熟成された文化をもった地域です。
地域の「暮らし」に対する価値や魅力を知り、時代の流れとともに生まれてくる地域課題の解決を「自分ごと」として捉えどのように行動ができるのか。時代とともに自身をアップデートしていくための学びの場を、様々な形で提案します。