ふたりの「関島秀樹」がおくるファミリーヒストリーライブ
10月27日(日) open 16:00/start 16:30
会場:ふぉの(長野県飯田市中央通り4丁目金太丸BLD BF TEL:0265-52-6459)
料金 ¥2,500 オープニングアクト:山うら たかよ
【チケット取扱い】関島新聞店(飯田市鼎名古熊1411 TEL.0265-24-6915)、平安堂飯田店、平安堂座光寺店
【お問合せ・チケット予約】関島新聞店 担当(飯田の)関島秀樹 【TEL】0265-24-6915【E-Mail】 shimbun@sekijima.jp
※伊那谷回廊vol.2に掲載された内容(会場と時間)が変更となりました。ご了承ください。
伊那谷サラウンドもおすすめする、シンガーソングライター・関島秀樹のアコースティックライブ。企画はなんと同姓同名の飯田市在住の関島秀樹さんで今年で4回目。
両氏による心温まる上質なライブ。ぜひたくさんの方のご来場をお待ちしております。
飯田市在住の同性同名の「関島秀樹」企画による、ふるさとを想う心温まるライヴ
皆さんは自分と同姓同名の方にお会いしたことがありますか?私と同姓同名の「関島秀樹」さんというシンガーソングライターがいらっしゃいます。関島さんは熊本出身滋賀在住。テレビなどにはあまり出演されませんが全国各地でライヴ活動をされていて、来年デビュー40周年を迎えます。
僕が関島さんの存在を知ったのは中学生の頃なので、もう35年くらい前のことになります。滋賀に住む叔母が関島さんのラジオを聴き、「お前と同じ名前の歌手がおる」と新聞のラジオ欄を切り抜いて送ってくれました。叔母は番組にハガキを出し、関島さんにも読んでもらえました。当時はまだインターネットなど普及しておらず、関島さんがどんな人なのか知ることもなくその話は終わりました。90年代半ばになって我が家にもインターネット回線がつながり、たまたま関島さんのHPを見つけましたが、「まだ活動されているんだな~」と思った程度でした。
ところが数年前にたまたま関島さんのFacebookページを見つけて何気なく「いいね」を押したところ、「この関島秀樹君はあの時の関島秀樹君かもしれない」と関島さんからメッセージが届きました。まさか30年前のことを覚えていらっしゃると思わなかったので、時を超えて突然つながったご縁にびっくりしました。関島さんはちょうど、「関島という姓は長野県に多いらしい」と長野県のことを気にかけており、ご自身のルーツを探しに飯田にいらっしゃることになりました。
関島さんと初めてお会いした時は、血がつながっているわけではなく(多分)知り合いがいるわけでもないのに、久しぶりに再会したような不思議な感覚がしました。今ならインターネットで検索すれば同姓同名の人を見つけることができますが、だからといってわざわざ会いに行くでしょうか?デジタルな現代ではなくアナログな時あの頃に「同姓同名の人がいる」と知ったから、ぼんやりとした昔話が「物語」として蘇ったから、「音楽」という共通項があったから、初めてお会いした3年前から交流が続いているんだと思います。
「ふるさと」や「家族」は関島さんの歌の大きなテーマです。ふるさとを離れて暮らす息子に宛てた「生きたらよか」や、子育ての苦労を振り返って家族や夫婦の絆を見つめ直す「家族」といった歌の世界はまだ僕にとって少し先の話ですが、だんだんとそんな気持ちがわかってきた気がしてしみじみします。阪神・淡路大震災や熊本地震を経験された関島さんは、東日本大震災に見舞われた東北地方も含めて被災地によく足を運ばれていますが、そこがふるさとや家族といった人と人との絆の大切さを強く感じる場所だからかもしれません。
今の世の中は優しさを捨ててでも戦わなければいけないような、もっと強くなれ、もっと自分を表現しろ、間違ったものはとことん叩けと、常に背中を押されているような気持になります。「もっと優しくったって生きていけるだろう」とは関島さんの信条です。関島さんの歌には慌ただしい現代社会とは違う、緩やかな時間の流れを感じます。10月に飯田で4回目となる関島秀樹さんのライヴコンサートを企画しましたが、毎日の生活の中で誰もが抱える迷いや不安に、そっと寄り添ってくれるような時間になるはずです。
オープニングアクトは、伊那谷の自然や生活に魅せられてIターンしてきた唄うたい「山うらたかよ」さんに務めていただきます。関島さんもたかよさんも全国あちこちで応援してくれる人たちと触れ合いながら、歌と旅の日々を過ごしています。ここ飯田も、関島さんたちの拠りどころのひとつになってくれれば嬉しいです。是非皆さんのご来場をお待ちしています。
【関島秀樹プロフィール】
1979年「あじさい寺」でテイチクよりレコードデビュー。東芝日曜劇場で俳優デビュー。DJ、レポーターなどの経験を重ね、現在は、”もっとやさしくたって生きてゆけるだろう”を信条に、自然や故郷の偉大さ、家族や心のふれあいの大切さなどメッセージを歌に込め、全国で活動を続けるシンガーソングライター。 津波から村を守った和歌山の実話「稲むらの火」、阪神淡路大震災復10周年に寄せた「あの日を忘れない」など、平和や命の尊さ、懸命に生きることのすばらしさを表現。 故ばってん荒川さん、島津亜矢さんが歌う「帰らんちゃよか」(2015年『NHK紅白歌合戦』歌唱曲)を作詞作曲するなど故郷熊本の歌も数多い。 2011年6月、東日本大震災復興応援CD「がんばる君のために」をリリース。以後何度も被災地を訪ね歌を届けている。また、2016年4月の熊本地震を故郷で体験。直後から避難所等を訪ねる他、全国のチャリティーコンサートなどで被災地を応援している。
熊本県荒尾市出身。あらお観光大使。福島県広野町夢大使。滋賀県大津市在住。
ホームページhttp://sekijima.info/
【山うら たかよ プロフィール】
「 人生是旅也」ノ精神デ、ギター一本今日モ行ク。生まれも育ちも葛飾柴又だが、縁あって訪れた伊那谷で出会った人や風土に魅せられ、今は信州伊那暮らし。思い浮かぶこと、日々徒然をつぶやくように。唄ってます。 比較的前向きなクヨクヨ系。 犬2匹と暮らしています。
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